消費者マインド、2ヶ月連続で改善！物価上昇への懸念は依然として高水準

消費者マインド、2ヶ月連続で改善！物価上昇への懸念は依然として高水準

2024年2月発表の消費動向調査によると、消費者マインドを示す消費者態度指数は前月比1.1ポイント上昇し、39.1となりました。これは2ヶ月連続の上昇となります。

内閣府は基調判断を「改善している」と据え置き、景気回復への期待感を示しました。

各指標の詳細

• 暮らし向き: 前月比1.1ポイント上昇し、37.6
• 収入の増え方: 前月比1.1ポイント上昇し、40.8
• 雇用環境: 前月比1.4ポイント上昇し、44.3
• 耐久消費財の買い時判断: 前月比0.7ポイント上昇し、33.5

物価見通し

• 1年後の物価上昇率は「5%以上」が37.7%で最も多く、「上昇する」と回答した割合は9割を超えました。
• 前月と比較すると、「上昇する」が0.4ポイント増加、「低下する」は0.1ポイント減少しました。

ポイント

• 消費者マインドは2ヶ月連続で改善しており、景気回復への期待感が高まっている。
• 物価上昇への懸念は依然として高水準だが、上昇率のピークは過ぎた可能性もある。
• 今後の経済動向を注視していく必要がある。

参考資料

• 内閣府 消費動向調査(令和6 (2024)年2月実施分): https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/youten.pdf